【書評】愛情と平和の思いあふれ 『人類のためだ。 ラグビーエッセー選集』 藤島大 著

 筆者はラグビーをメーンテーマとするスポーツライターで、スポーツ紙等にユニークな視点からの評論・エッセーを書いています。この本は、ここ20年近くの間に筆者が書いてきたラグビーに関する秀逸なエッセーを集めたものです。

 筆者自身がラグビープレイヤーであり、高校・大学のラグビーコーチでした。そして何よりもこの本には、筆者のラグビーに対する愛情とラグビースピリッツにあふれています。本の表題が「人類のためだ。」とある様に普遍的な人への愛情に満ちているのです。

鉄筆 2015年 1760円(税込) ふじしま・だい 1961年、東京都生まれ。都立秋川高校、早稲田大学でラグビー部に所属。卒業後は、スポーツニッポン新聞を経て、92年に独立

 まずスタートが「君たちは、なぜラグビーをするのか。それは『戦争をしないため』」だと。戦争体験をしたラグビー人(大西鐵之祐氏・元日本代表監督)の最終講義を紹介し、後輩たちに「戦争をさせないための人々の抵抗の環」の必要性をメッセージとして残していることを紹介しています。また、戦後いち早く復活したスポーツがラグビーであることも紹介しています。そして、ラグビーができる平和のありがたさをのべています。

関連記事

最近の記事

  1.  「笑顔でいれば必ずお友達もいっぱいできるし、みんなに好かれるのよ、どんなときでも笑顔でいるのよ」…
  2.  発生から2年を迎えた能登半島地震(2024年1月1日)をめぐって、新宿区のけんせつプラザ東京で1…
  3.  「バス労働者をはじめとする過労死問題」と題して11日、尾林芳匡弁護士がバス労働者らを前に講演しま…
  4.  江戸川、港両区は70歳以上の都民が都営交通や都内の民営バスを利用できる「東京都シルバーパス」のう…
  5.  杉並区の岸本聡子区長は12日開会の区議会本会議で、区民の信託を受け、「引き続き区民、区議会の理解…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2022年10月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
ページ上部へ戻る