〈一分 2024年1月21日号〉1992年8月22日、朝日新聞は、当時の自民党副総裁の金丸信氏に東京佐川急便が、5億円の闇献金を渡していたと報じました…

 1992年8月22日、朝日新聞は、当時の自民党副総裁の金丸信氏に東京佐川急便が、5億円の闇献金を渡していたと報じました▼金丸氏は受領の事実を認めて副総裁を辞任。政治資金収支報告書への不記載を認めて、20万円の罰金刑を課せられます。5億円もの闇献金を受け取りながら、罰金がわずか20万円ということに、世論の怒りが沸騰し、議員辞職に追い込まれました▼リクルート事件や、ゼネコン汚職、そしてこの東京佐川急便事件と金権汚職が相次いで明らかになったのが1980年代末から90年代の日本の政界でした。「政治改革」が叫ばれますが、政治をカネでゆがめる構造の解消が焦点だったはずなのに、次第に小選挙区制の導入に問題がすりかえられていきます▼派閥による政治資金パーティーの開催で、企業から組織的に献金を受ける仕組みを温存したことで、巨額の裏金システムを作り上げたのが、今回の自民党の問題です。自民党は、岸田首相が本部長の「政治刷新本部」を立ち上げましたが、派閥の領袖がメンバーで、刷新には程遠い状況です▼問題の根本的な解決は、パーティー券を含めた企業・団体献金の全面的な禁止です。底なしの腐敗に自浄能力を持たない自民党政治には、退場の道しかありません。

 東京民報2024年1月21日号より

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