中野区議会 公明副議長が議事録削除 共産党区議団 「民主主義壊す」と抗議〈2024年7月21日号〉

 中野区議会で10日、副議長(公明党)が日本共産党の羽鳥だいすけ区議の一般質問で、地方自治法改定の問題を巡って「日本憲法に反する」と発言した部分を議事録から削除しました。共産党中野区議団は議員の発言の自由を侵害し、民主主義を壊す重大な行動だとして同日、抗議、撤回を求める声明を発表しました。

 羽鳥区議は6月13日の本会議一般質問で、「これまで自民・公明政権によって日本国憲法に反する数々の悪法が成立されてきましたが、今回の地方自治法改正案は、国と地方自治体の関係を根底から覆(くつがえ)すもの」と発言。これに対し自民、公明両党が「不穏当」「事実誤認」「秩序を乱す」などと主張し、議事録からの削除を求めていました。

 羽鳥区議は応じず、議長も議員の発言の自由を尊重する立場から議長権限での削除はしないと判断しました。ところが10日開催の議会運営協議会(区民には非公開)で職務代理(議長は欠席)の副議長が、職権で羽鳥区議の発言の「日本国憲法に反する」という一節を削除したと報告しました。

 議会での議員の質問を巡っては都議会でも3月、共産党、立憲民主党の質問に対し、自民、都ファ、公明の賛成多数で議事録からの削除を求める動議を可決。しかし本人の申し出がない限り削除はできないため、削除されないことになりました。

東京民報2024年7月21日号より

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