参院選「分断許さず希望の政治へ」 小池氏 自公少数で激動に 吉良氏3選、共産3議席〈2025年7月27日号〉

 自民、公明与党が過半数を割るかどうかが最大の焦点となった参院選(補欠補充を含め改選125)が20日、投開票されました。結果は自・公合わせて47議席と選挙前から19議席減らし、非改選と合わせても過半数の125議席に届かず、衆院に続き参院でも少数与党に転落しました。日本共産党は東京選挙区で吉良よし子氏が3期目の当選を決め、比例で当選した小池晃、白川よう子両氏の2議席と合わせて3議席を獲得しました。非改選4と合わせて7議席となり、選挙前から4議席の後退となりました。

支援者らと当選を喜ぶ小池(前列左から3人目)、吉良(同4人目)両氏ら=20日、渋谷区

 午後8時過ぎ、吉良候補の当選確実の報が入った瞬間、事務所(渋谷区)は歓喜に沸き立ちました。

 吉良氏は「みんなで政治を動かしてきたことが勝利につながった。私一人の力ではなく、東京中のみなさんと共に勝ち取った勝利です」とあいさつ。学費の無償化、入学金廃止、医療の充実、核兵器廃絶、戦争のない未来などの公約を必ず実現すると決意を表明しました。

 また、選挙戦を振り返り「外国人をはじめ特定の層に憎悪をあおり、デマをふりまき、レッテル貼りをして差別や分断をあおる候補者、政党が広がり続けるとは思いもしなかった」と述べました。

 その上で「人を傷つける政治はあってはならない」として、「かけがえのない大切な人生を守り抜く政治を実現するまで絶対に諦めない。差別と分断は必ずやめさせていく」と力を込めると、サポーターが「そうだ」の声と、共感の大きな拍手で応えました。

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