「知ること」から備えよう 板橋区で市民防災デー〈2025年9月14日号〉

 いつ起きるかわからない災害への備えを、「知ること」から始めようという「市民防災デー」が6日、板橋区立グリーンホールで開かれました。3人の講師が防災とまちづくりについて講演しました。

 午前中の講演者は、東京大学名誉教授で地震学者の平田直さん。最近起きた三つの地震を解説することで、震災に備える考え方を紹介しました。

市民防災デーで講演する平田氏=6日、板橋区

 取り上げた地震の一つは、7月30日のカムチャッカ半島東方沖の地震(マグニチュード〈M〉8・8)です。

 日本に津波が到達することが予測され、気象庁が津波到達時間を予測して、警戒を呼びかけました。平田さんは「津波の到達時間を10数分のずれで予測できた。また、津波が1㍍を超えることを予測して警報を出したが、実際に1カ所で1㍍を超えた」と紹介。「これが現在の科学の実力。たったこれだけのことと映るかもしれないが、実はすごいことで、1960年のチリ地震の時は、1日かけて津波が到達したが、日本では警報を出せず、多くの死者を生んだ」と話しました。

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