【書評】真実を継承しよう 吉田裕監修『東京大空襲・戦災資料センター図録 いのちと平和のバトンを』

合同出版 1300円

 東京大空襲・戦災資料センター(江東区北砂)の今年3月の開館20周年を前に格好のガイドブックが10日、刊行されます。

 同館は、東京大空襲の惨状を未来に語り継ぎ、平和の研究と学習に役立つことを願って、市民の募金で設立された平和博物館です。こうした平和への取り組みは、空襲や戦争の体験者が少なくなり、次の世代に戦争体験をどう継承するのかが課題になっています。

 同館では、空襲の体験者をふくめ、若手の学芸員や戦争災害研究者、映像プロデューサーなどが4年にわたり、議論を積み重ねて、2020年に全面的に展示をリニューアルしました。

 本書は新しい展示内容にそって、同館所蔵の資料など200点余を収録したオールカラーA4判の図録です。

 新しい展示内容の特徴について、館長の吉田裕・一橋大学名誉教授が本書冒頭で紹介しています。それによると、東京大空襲を歴史的に位置づけ、戦災孤児や食糧難など戦後史の展示を充実したことをあげています。

関連記事

最近の記事

  1. 投げ売りを正す会総会で報告する淵脇弁護士=15日、江東区  東京都が五輪大会選手村整備を名目…
  2.  インボイス制度(適格請求書等保存方式)が昨年10月から強行され、初の確定申告を直前に控えた11日…
  3. 気候危機の打開を訴える(右から)原純子都議、坂井和歌子衆院東京比例予定候補、山添拓参院議員、沢田あ…
  4.  都議会環境・建設委員会が14日開かれ、神宮外苑再開発で146本のイチョウ並木など歴史的景観の確実…
  5.  東京都教育委員会は15日、昨年11月と12月(予備日)に都内公立中学3年生を対象に実施した英語ス…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

Instagram

#東京民報 12月10日号4面は「東京で楽しむ星の話」。今年の #ふたご座流星群 は、8年に一度の好条件といいます。
#横田基地 に所属する特殊作戦機CV22オスプレイが11月29日午後、鹿児島県の屋久島沖で墜落しました。#オスプレイ が死亡を伴う事故を起こしたのは、日本国内では初めて。住民団体からは「私たちの頭上を飛ぶなど、とんでもない」との声が上がっています。
老舗パチンコメーカーの株式会社西陣が、従業員が救済を申し立てた東京都労働委員会(#都労委)の審問期日の12月20日に依願退職に応じない者を解雇するとの通知を送付しました。労働組合は「寒空の中、放り出すのか」として不当解雇撤回の救済を申し立てました。
「汚染が #横田基地 から流出したことは明らかだ」―都議会公営企業会計決算委で、#斉藤まりこ 都議(#日本共産党)は、都の研究所の過去の調査などをもとに、横田基地が #PFAS の主要な汚染源だと明らかにし、都に立ち入り調査を求めました。【12月3日号掲載】
東京都教育委員会が #立川高校 の夜間定時制の生徒募集を2025年度に停止する方針を打ち出したことを受けて、「#立川高校定時制の廃校に反対する会」「立川高等学校芙蓉会」(定時制同窓会)などは11月24日、JR立川駅前(立川市)で、方針撤回を求める宣伝を21人が参加して行いました。
「(知事選を前に)税金を原資に、町会・自治会を使って知事の宣伝をしているのは明らかだ」―13日の決算特別委員会で、#日本共産党 の #原田あきら 都議は、#小池百合子 知事の顔写真と名前、メッセージを掲載した都の防災啓発チラシについて追及しました。
ページ上部へ戻る