有料WEB紙面版 2025年7月6日号

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【1面】

  • 手をつなぎ政治変えよう 参院選スタート20日投票 与党過半数割れが焦点に
  • 市民が語る「吉良推し」 個人尊重する政治の先頭に 働く女性 並川聡子さん
  • コラム・一分
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【2面】

  • 新人都議の決意 困った人の声を原動力に 板橋区(定数5)竹内愛さん
  • 市民が語る「吉良推し」 私たちの声を代弁する議席 映画監督 西原孝至さん
  • 希望持てる国会であるため 杉並区在住 増田さちえさん
  • イラン攻撃をすぐやめろ 米国大使館へ抗議行動
  • 入学金「二重払い」改善を 文科省が私大に通知
  • 山田火砂子作品を連続上映7月~8月、都内各地で
  • フラッシュ@T
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【3面】

  • 巨大DC計画 住民の声聞き見直しを 昭島市 公害紛争調停団が会見
  • 労山都連盟 遭難対策研究集会を開催 第一線で活躍の講師招き
  • OTC類似薬 保険外しで「負担減」? 「週刊宮本徹」で解説動画
  • 【連載】「公契約条例を地域に」 日大元教授 永山利和さん
  • 【コラム】とうきょう 人
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【4面】

  • 街角のちいさな旅 59 モノづくりとしての印刷の文化と歴史 本と活字館と神楽坂界隈
  • シネマの時間 『ハルビン』 侵略尾責任を突きつけ
  • 【連載】羽田浦写真帳
  • みんなの広場、パシャ
  • (漫画)ママはminminギャルママ
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◆テキスト版◆

 以下に、各面のトップ記事などを一部、テキスト版で公開しています。

1面 手をつなぎ政治変えよう 参院選スタート20日投票 与党過半数割れが焦点に

 衆院に続いて参院でも与党過半数割れが実現するかが大きな焦点となる参院選が、7月3日に公示を迎え、20日の投票日に向け各党が激しい選挙戦を展開します。日本共産党都委員会は6月26日、東京での参院選のキックオフ集会を、渋谷区の日本共産党本部で開きました。会場いっぱいの人が集まり、東京での比例100万票の実現と、東京選挙区の吉良よし子氏の3選で、必ず勝利しようと熱気に包まれました。

 会場には、開会前から主催者の予想を大きく超える参加者が集まり、急きょ、椅子が増設されました。

 22日投開票の都議選で当選した大山とも子、里吉ゆみ、米倉春奈、福手ゆう子の各都議と、24年ぶりに元職から再選した田中とも子氏が参加。大山氏が「中学生が5~6人、走って来て『子ども運賃18歳、賛成です』と握手をしてくれたり、共産党のことを知りたいと向こうから近づいてくれる人が多かったのが印象的だった。自分の暮らしが政治とつながっていることを、多くの人が感じ始めている。参院選では、14人の都議団で(前回議席の)19人分も、(立候補数の)24人分も、頑張りたい」とあいさつしました。

団子状態の選挙戦

 主催者を代表して、同都委員会副委員長で、前衆院議員の宮本徹氏が都議選と参院選について報告。「参院選は、参院でも与党過半数割れに追い込み、自民党政治を終わらせる歴史的なたたかいになる」と強調。「吉良さんは、『痛みに寄り添い、声を届ける』かけがえのない議員だ。12年前、就職氷河期世代の代表として国会に送ってもらい、多くの大切な実績を積み上げてきた。文字通りの宝の議席だ」と語りました。

 東京選挙区について、「有力候補だけでも10人以上いる一方、100万票以上取るような抜きんでた候補がおらず、当選ラインが上がるとみられる。有力候補が団子状態で並んでいる」と分析。今回は、6人の定数のほかに3年間の任期の7人目の当選があり、「7番目になると、3年後に山添拓さんと吉良さんが争うことになる。必ず6番目までに入らなくてはならない」と訴えました。

 「比例100万票の実現にも、吉良さんの勝利のためにも、都議選の取り組みの努力のうえに立って、さらに大きく支持を広げる必要がある。その一方で、メディアや他陣営からも意図的に『吉良よし子は大丈夫』と流されている。選挙戦の当落は、これからのたたかいにかかっている」と呼びかけました。

声の代弁者として

 吉良氏の12年間の実績を紹介する動画を上映。7人の市民らが、自分が吉良氏を「推す」理由をスピーチしました。

 このうち、コロナ後遺症の患者の女性は、オンラインで「吉良さんは、コロナ禍から5年たってもコロナ後遺症のことを忘れずに取り上げてくれる、心強い議員です。私たちのような声をあげにくい当事者の代弁者としても、吉良さんには必ず引き続き国会にいてほしい」と語りました。学費の値下げを求めて国への要請などに取り組む学生は、「吉良さんは私たち学生を、社会を一緒に変える仲間として認め、接してくれた。基本的人権として私たちは教育を受ける権利を求めているんだということを、誰よりもわかってくれている。心から信頼している」と話しました。

比例5議席でこそ

 比例代表に立候補する小池晃同党書記局長(参院議員)は「吉良さんの質問の視点の先には、いつも苦しんでいる市民の姿がある。だからこそ、今日、多くの市民の方たちが、吉良さんの演説や質問に、救われた、希望が持てたとスピーチされている。こういう議員の議席を、失うわけにいかない」と呼びかけ。「都議選でも、激しい党派間闘争が行われた。比例は共産党という大きな流れを東京でつくり、比例5議席を実現し、それに吉良さんの活動の素晴らしさを乗せてこそ、勝利できる」として、「自民党が17議席減れば、参院でも過半数割れになる。みんなで知恵と力を合わせて、楽しい選挙にしよう」と語りました。

 同じく比例代表に立候補する伊藤和子氏は、障害者の人たちと運動に取り組んできたことを紹介し、「もうけ優先の社会を変え、一人ひとりが大切にされる社会をつくろう」とあいさつしました。

 吉良氏は、いわゆる「ブラック企業」の企業名公表や、就活セクハラ対策、コロナ禍での文化支援やコロナ後遺症の支援、都内の学校給食無償化などの実績とともに、この日に文科省が、入学しない大学に入学金を支払う仕組みの改善を求める通知を出したことを紹介。「国会で何度も取り上げてきた。入学金を廃止させるところまで、動かしていこう」と呼びかけると、大きな拍手が湧きおこりました。

 吉良氏は、「私には、まだまだ届けたい声がある。差別と分断を許さず、みんなで手をつないで、声をあげ、暮らしを追い詰め、命を切り捨てる政治こそ、変えていこう」と決意を語りました。

2面 新人都議の決意 困った人の声を原動力に 板橋区(定数5)竹内愛さん

 日本共産党は都議選(6月22日投票)で、14人が当選しました。そのうち現有議席を引き継いだ2人の新人に決意と抱負を聞きました。1回目は板橋選挙区で5議席を10人で争った激戦を勝ち抜き、徳留道信氏からバトンを引き継いだ竹内愛さん(48)です。「東京はもっと愛で変えられる」のキャッチフレーズが話題を呼びました。

―訴えの手応え、印象に残ったことはありますか。

 最後の一議席を争う本当に厳しい選挙でした。裏金自民党に負けるわけにはいかないとの思いで頑張った党員、支援者の皆さんのおかげで自民党の現職候補や国民民主党の新人候補に競り勝つことができました。

 区議として6期21年、生活相談は3700件を超え、区民の暮らしの大変さをうかがってきました。みなさんが実際に困っていることと、訴えた政策がかみ合っていたという手応えを感じながらの選挙でした。

 例えば高島平団地の再開発問題を巡って「住まいは人権、住み続けられる街に」との訴えには「家賃が4月から3000円も上がった。このままでは住めなくなる」という切実な声とともに、「共産党しかない」という期待の声をたくさんいただきました。若い女性と気候危機問題で対話になったり、「子ども運賃を18歳までにします」との訴えは、中高生から「お願いします」と反応がありました。

 「公明党支持だけど竹内さんの票を広げたからね」と声をかけてくれた人もいました。裏金自民党と、その自民党に協力する公明党への批判が広がっていることを実感しましたね。

 一方で自公政権の批判票を、日本共産党が受け止め切れなかったことも結果が示しています。参院選では、都議選でも訴えた消費税5%減税の公約をもっと多くの有権者に届ける必要があると思っています。

 とくに大企業・富裕層への適正な課税で財源をつくるという共産党の政策は、企業・団体献金を受け取らない共産党ならではのもので、金権腐敗政治のゆがみをただす先頭に立つ日本共産党の姿とともに広く訴えていきます。参院選挙区で吉良よし子さんの勝利と、比例代表5議席獲得に向けて引き続き頑張ります。

公契約条例・議会改革を

 ―都議として優先したい政策課題は何ですか。

 選挙で訴えた水道料金10%値下げや高すぎる国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者保険料の引き下げ、家賃補助の実現など、物価高から暮らしを守り、住み続けられる東京、差別と分断を許さない都政にするために力を尽くします。

 区議時代に力を入れて取り組んだ公契約条例が、板橋区で2年後の施行に向けてやっと動き出しました。適正な労働条件で公契約を結ぶことで、労働者の賃金底上げと公共サービスの質の向上にも結びつくもので、ぜひ東京都でも実現させたいです。

 区議として最後の議会で、生活困窮者へのエアコン設置助成を求める陳情への賛成討論に立ちました。共産党しか賛成しませんでしたが、補正予算に盛り込まれ実現できました。困った人の声は政治を変える原動力です。都で補助すれば、もっと充実したものになります。寄せられた声を都政に届け、実現のために頑張ります。

 自民党の裏金問題の再発防止を含めて、議会改革にも力を入れます。先の6月都議会で会派ごとの議案賛否をホームページで公開する陳情に自民、公明、都ファが反対して否決したことには驚きました。

 情報公開の面で都議会は区議会よりも遅れています。議事録検索の不便さなど区議として見えていた部分もあります。都民に開かれた都議会改革に取り組みます。

3面 巨大DC計画 住民の声聞き見直しを 昭島市 公害紛争調停団が会見

 昭島市内のゴルフ場跡地で建設が予定される大型物流施設を巡り、計画見直しを求める住民らでつくる「GLP昭島公害紛争調停団」(寺西俊一共同代表、愛称くじら調停団)は6月25日、大型車両の交通量増加による騒音や大気汚染、樹木伐採などによる自然環境の破壊などの被害が予想されるとして、新たに363人が都の公害紛争調停の申請を行いました。第1次(2月26日)の207人と合わせ570人になります。会では9月末までに1000人を目指す方針です。

 都の設置する公害審査会では、事業者側からの意見書提出(6月13日受領)を受け今後、住民と開発企業の話し合いの場を設けることになります。日程はまだ決まっていません。審査会は合意成立か、打ち切りまで続くことになります。

 計画は2022年に公表。緑豊かな元ゴルフ場「昭和の森ゴルフコース」跡地約59㌶に、大手物流不動産デベロッパー「日本GLP」(中央区)が、物流施設3棟(高さ約35~55㍍)、データセンター(DC)8棟(約40㍍)、複合施設1棟(約20㍍)を建設し、電力をまかなう変電所を隣接地に設ける予定。住民の不安や反対の声を無視して着工しようとしています(完成予定29年)。

 調停申請書では、施設に出入りする大型車両などで交通量が増え、騒音や振動、大気汚染、交通渋滞を引き起こすとの懸念を示しました。ゴルフ場跡地の樹木伐採や施設での大量電力消費、二酸化炭素(CO2)排出量の増加などで、オオタカの繁殖など希少動物への深刻な影響や温暖化など環境破壊につながると主張。情報開示や計画の見直し、協議開始まで着工しないことなどを求めています。

 調停団は同日、寺西・一橋大学名誉教授、二ノ宮リムさち・立教大学教授の両共同代表、吉田健一弁護士らが都庁で記者会見。二ノ宮氏は経過説明の中で「自治体や自治会、PTAがGLP社への質問、要請書を提出してきたが住民の声が届く実感がなく、住民のさまざまな懸念を反映した計画変更は見られなかったために調停団を立ち上げた」と紹介。GLP社に対し、できるだけ早く調停期日を設定するよう要請していると述べました。

 一方、GLPが提出した意見書では「調停を求める事項についてはいずれも応じがたい」としつつ、「引き続き申請人らを含む周辺住民との間で誠実に協議を行う予定」としました。

 公害紛争調停は大気汚染や水質汚濁など七大公害を対象とし、学識経験者らで構成する委員が紛争当事者の間に立ち、協議の場を提供する制度。調停での当事者間の合意には民法上の和解契約と同じ効力がありますが、審査会は裁判所のように特定の措置を命令することはできません。

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