英語会話テスト「公正な入試できない」日ごとに高まる中止の声〈2022年11月13日号〉

テストの中止や入試活用の見送りをすべきとの声が相次いだ反対集会=2日、都議会

 今年度から都立高校の入試への活用が始まる「中学校英語スピーキングテスト」(ESAT‐J=イーサットジェー=ことば)の実施が11月27日に迫る中、受験生や保護者、専門家などから中止を求める声が日を追うごとに高まっています。2日にはネットをつないで反対集会が都議会の会議室で開かれました。「公平、公正な入試にならない」「大変な思いをしている子どものために黙っていられない」など、中止や高校入試への活用を見送らせるべきだとの強い意見が相次ぎました。主催したのは「英語スピーキングテストの都立高校入試への活用中止のための都議会議員連盟」(英スピ議連)。

 集会では、「入試改革を考える会」の大内裕和代表(武蔵大学教授)が、不受験者の扱いによって不公平が生じることや採点の公平性や透明性の確保など、さまざまな問題点について都教育委員会に公開質問状を12回提出したが、6回目以降の質問状に回答がないと告発。「試験実施前には、受験生や保護者の疑問は解消される必要がある。入試活用は中止するしかない」と強調しました。

 中学校で学習支援に携わっているという男性は「難聴の生徒もちゃんと受けられるのか疑問がある。ベネッセが実施している『GTEC』(ESAT‐Jに類似したテスト)を導入している学校や学習塾に通っている生徒は有利だよねと言っている生徒もいる。ベネッセがもうかるだけ。入試に活用させる訳にはいかない」と述べました。

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