外苑再開発 都は認可取り消しを 住民ら提訴〈2023年3月12日号〉

記者会見で提訴した思いを語る原告ら=2月28日、千代田区

 三井不動産などが進める神宮外苑の再開発(約28万平方メートル)で、東京都の施行認可の手続きは違法だとして、周辺住民ら約60人が2月28日、都に認可の取り消しと1人当たり1万円の慰謝料を求め、東京地裁に提訴しました。判決確定までの認可の執行停止も申し立てました。

 再開発事業は都が2月17日に施行認可しました。神宮球場と秩父宮ラグビー場は立地場所を入れ替えて新築し、高さ約80~190メートルのビル3棟などを建てます。36年頃の完成を見込みます。事業者は三井不動産のほか、伊藤忠商事、明治神宮、日本スポーツ振興センター。

 訴状などによると、事業者側が提出した環境影響評価書(アセスメント)には、虚偽が含まれ、伐採の対象樹木に低木約3000本を含めておらず、都審議会の審査は不十分だとしています。また再開発工事によって騒音やビル風が発生し、外苑内の多数の樹木が伐採されることなどで景観利益が損なわれ、原告には訴えの利益があると主張しています。

関連記事

最近の記事

  1.  「笑顔でいれば必ずお友達もいっぱいできるし、みんなに好かれるのよ、どんなときでも笑顔でいるのよ」…
  2.  発生から2年を迎えた能登半島地震(2024年1月1日)をめぐって、新宿区のけんせつプラザ東京で1…
  3.  「バス労働者をはじめとする過労死問題」と題して11日、尾林芳匡弁護士がバス労働者らを前に講演しま…
  4.  江戸川、港両区は70歳以上の都民が都営交通や都内の民営バスを利用できる「東京都シルバーパス」のう…
  5.  杉並区の岸本聡子区長は12日開会の区議会本会議で、区民の信託を受け、「引き続き区民、区議会の理解…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2023年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る