都市計画道路 227路線を優先整備 廃止はわずか2・9㌔〈2026年1月11日号〉

 東京都は12月19日、区部と多摩地域で都市計画道路を今後15年間(25~40年度)に、優先的に整備する方針案を公表しました。15~25年度に優先的に道路整備を進めるとした第4次事業化計画に続く「第5次事業化計画」が示され、227路線(区間)、総延長157㌔㍍を選定しました。

 都が進める都市計画道路を巡っては、住民追い出しや環境破壊への不安、そもそも道路の必要性を疑問視する住民も多いことから、住民合意が得られない路線が多数生まれています。

 しかし今回の第5次事業化計画案で廃止候補とされた区間は、わずか10路線2・9㌔で、第4次事業化計画時の廃止候補8㌔より大幅に縮小しています。20路線29㌔については、道路線形や幅員、構造など計画内容を再検討するとしましたが、廃止の可能性には言及していません。

 今後の都市計画道路の整備について▽都内や隣接県、高速道路と結ぶ骨格幹線道路の形成▽物流ネットワークの形成▽広域的な災害対応機能―など10項目で「検証」を実施。どの項目にも該当しない場合に限って廃止候補路線とする他は、道路整備の「必要性が高い」として推進する方針です。

 都は方針案に対する都民意見を1月30日(当日消印有効)まで募集した後、3月末までに方針を策定する予定です(詳細は都市整備局ホームページ)。意見・提案はEメール、ファクス、郵送の他、フォームメールからも提出できます。

東京民報2026年1月11日号より

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