カテゴリー:書評
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アメリカの占領統治下で、米軍の砲撃用演習地として土地を接収された山形県村山市戸沢地区の住民の悲惨な現実を描いた児童小説です。
アメリカはアジア支配の為、アジアでの戦争を視野に入れ、自由に射撃訓練できる所を探し、…
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新型コロナによるパンデミックで可視化された日本社会の「病毒」に迫った論考です。
「隣組と攻撃性」では、外出自粛要請を受け、市民が市民を攻撃する「自粛警察」等を論じます。これは、「そういうことが許される社会的な…
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合同出版 1300円
東京大空襲・戦災資料センター(江東区北砂)の今年3月の開館20周年を前に格好のガイドブックが10日、刊行されます。
同館は、東京大空襲の惨状を未来に語り継ぎ、平和の研究と学…
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「男たちはみんな盗撮魔」と誤解しそうな書名ですが、まじめに盗撮問題と取り組んでいる本です。
まず、盗撮とは「当人の許可なく、身体や下着などを撮影すること」。検挙件数は3953件(警視庁、2019年)と10年前…
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「山宣ひとり孤塁を守る。だが私は淋しくない。背後には大衆が支持してゐるから」―反戦・平和と治安維持法反対を貫き、暗殺された代議士・山宣やませんこと山本宣治の墓碑銘です。
著者はこの墓碑銘から戦前の日本共産党系…
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東京はこれまで3度占領されている、と著者は言う。関東の入り組んだ地形に徳川幕府が開削や埋め立てにより、近世都市江戸を築いたのが始め。2度目は「薩長政権によって江戸の時間層が全否定された」明治維新。3度目は占領軍により…
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新聞各紙の元旦号社説を読み比べました。各紙なりのカラーが読み取れます。そのダイジェスト・寸評を紹介します。
○しんぶん赤旗―「コロナ過は日本と世界の矛盾を浮き彫りにし、岸田政権は課題への対処能力を欠いている」と…
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新日本出版 2021年 1870円(税込み)たかい・いつし/ふじもと・ぶんろう/もりした・ひろし/いしい・まもる
「ひきこもり」「不登校」といえば若年層の問題と捉えがちですが、内閣府の2018年の調査によると、…
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本の泉社 2021年 1200円(税込み) かわかみ・しげと 1950年生まれ。東京私大教連書記長・副委員長などを歴任。著書に「名作が躍る『資本論』の世界」など
シェイクスピア(1564~1616年)が生きた時…
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コモンズ 2020年 2500円+税 いしい・まさこ/ありっさ・ぱれです/いちはし・ひでお/せきね・かえ/たさか・こうあ/たなか・しげる/のがわ・みお
私たちが最も多く食べている果物がバナナであるということにま…
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