都立病院を直営に戻せ 充実求める連絡会が総会〈2023年3月12日号〉

都立病院を直営に戻させようと話し合った総会=2月26日、文京区

 各地域の都立病院を守る会や関連団体が集まる「都立病院の充実を求める連絡会」は2月26日、「都民のいのちを支える都立病院の一層の充実を」を掲げて総会を開きました。

 都立・公社病院の地方独立行政法人化が22年7月に強行されて以降、初の総会になります。総会では、各地の「守る会」などから、独法化後の各病院の状況や、運動の取り組みが交流されました。

 連絡会代表委員の尾林芳匡弁護士が「都立病院のこれからを考える」と題して講演。独法化反対の運動が署名40万人分を超えるなど大きく広がる中で、都は独法化しても「何も変わらない」と答弁せざるを得ないところまで追い込まれ、「独法化のねらいに手かせ足かせをさせることができた」と指摘。そのもとで、今年1月に都立病院機構・多摩総合医療センターで、夜間専用病棟の休止が提案され、労働組合の職員アンケートでも反対が多数になるなかで、閉鎖を都民に知らせるとして交渉を進めたことで、撤回に追い込んだと紹介しました。

 尾林氏は「独法化のもとで、医療を後退させる試みに勝利した。運動で、策動を止められることを鮮やかに実証した」と強調。「都立病院を都民の手に取り戻す運動をさらに進めよう」と呼びかけました。

 集会は、独法化強行に抗議し、都立直営病院に戻すよう求めるアピールを採択しました。日本共産党の福手ゆう子都議が、都議会論戦を報告し、あいさつしました。

東京民報2023年3月12日号より

東京民報最新号はこちらをクリック

最近の記事

  1.  高市政権による医療分野のさまざまな患者負担増を阻止しようと、医師や歯科医師でつくる全国保険医団体…
  2.  一般社団法人愛生会厚生荘病院(多摩市、2021年閉院)での整理解雇の無効などを求める裁判が2月1…
  3.  清瀬市長選(3月22日告示、29日投票)で市民でつくる「市民とともに市政を変えるきよせの会」は2…
  4.  主に首都圏でタクシーを運行する飛鳥交通株式会社(本社=新宿区)のグループ企業で乗客から徴収する運…
  5.  総選挙で日本共産党の選挙ボランティアに参加した人たちに、活動を報告し、感謝を伝えるとともに、感想…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2023年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る