東京国際福祉専門学校の廃校に伴う解雇争議を経て、同校卒業生らによって作られた「新東京国際福祉専門学校を守る会」による卒業生交流会が2月28日、系列校の東京外語専門学校で開催されました。卒業生、元教員の他、賛同者も多く参加しました。

今回は「大人の発達障がい」をテーマに交流しました。発達障害の当事者であり弁護士の伊藤克之さん、東京国税局から発達障害を理解されずにパワハラを受け分限免職(解雇)となり、裁判でたたかっている原告の原口朋弥さんが報告。
「障害の特性に応じた適切な配慮があれば就労できる可能性について」も意見が交わされると同時に、理解されないことによる当事者や家族の苦悩も話されました。また社会の障害者に対する受け止めが不十分なために、当事者が生きにくい点についても指摘がありました。
会場からも多くの意見が出されました。「発達障害は見えにくい障害のために理解がされにくい」との発言には会場から共感が起きました。一方で「精神や発達などをはじめ身体や知的も含めて障害に応じた配慮が不可欠であることが、社会全体で共有されていない。そのために、当事者間で障害の特性による対立や分断が起きやすい。それは誰もが生きやすい社会に反すると思う」との意見も出されました。
東京民報2026年3月15,22日合併号より



















